医療法人社団 ぶどうの会 いのちの木クリニック

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いのちの木クリニック

治療紹介

経鼻内視鏡( 鼻からの胃カメラ)

良い点 ① 吐き気が起こりにくく、胃カメラ挿入時の苦痛が少ない
② 約90% の方は鼻からの挿入が可能ですが、鼻が狭く挿入が難しい場合はすぐに口からの挿入に変更が出来ます。
③ 検査中も会話が可能です。
④ 検査時間を早く終了する事もできます。
注意点 ① 鼻が狭い場合は、鼻出血を起こすことがあります。血液をサラサラにするお薬を飲まれている方は注意が必要です。
② ほとんどの方はスムーズに行えるのですが、患者様によっては鼻の痛みに対する恐怖感を持つ方もおられます。

大腸カメラ

Ⅰ 、当院での大腸カメラの手順

AM8:45 2Fに入院
入院後午前中に前処置を行ない
大腸カメラを施行
ポリープ・内視鏡で切除可能な腫瘤があればその場で手術することもあります
午後 退院
1時間休んでから退院

Ⅱ 、大腸カメラがつらい検査と言われるのは

① まず前処置として2 リットルの液を飲まなければいけないことです。錠剤もありますが、中には吐いてしまわれる方もおられます。
過去にそのような経験をお持ちも方は前日の食事から変えることをお勧めします。
② 挿入に伴う苦痛があります。最初に直腸から下行結腸までに到達するために2 か所の急カーブを超えていかなければなりません。術者によって特に変わる部分です。ここを痛くなく通過する方法が工夫されています。
③ 当院では鎮痛剤・鎮静剤を使って痛みを抑えてカメラを挿入していた時代もありましたが、現在は鎮痙剤のみで行っています。カメラのあともふらつくこともなく退院できています。

肛門形成手術
(肛門クッション挙上手術ACL)

この手技は札幌いしやま病院の石山勇司名誉院長が考案された方法です。
硬い便が直腸粘膜をこすることにより直腸粘膜にあるクッションがれたりずり落ちてきたものが脱肛であるとの考えから、ずれ落ちた皮膚・肛門上皮・クッションを直腸の筋層から一度はがしてから挙上し再固定する方法で、さらにジオン注射を内痔核に追加投与することがあります。様々な形の脱肛に対応でき、肛門が狭くならずに形の良い肛門になり、大変優れた手技だと考えています。当院でも平成25 年12 月から手技を採用させていただき、ジオン硬化療法の施術では難しい症例に行っています。

ジオン硬化療法(ALTA)

QA

Q1 痔の新しい治療方法があると聞いたのですが?
A1 痔に直接薬物( ジオン注射) を注入し硬化、縮小することにより治療する方法( 硬化療法) です。脱出を伴う内痔核が治療の対象です。今までは手術治療のみが唯一の方法でしたがこの方法が行なわれるようになり次第に全国の指定専門病院で行なわれるようになってきています。
メスを入れないことと痛みが少ない事が優れている点です。麻酔を行い肛門の筋肉を緩め十分に観察して、一つの痔核に4 箇所に分割して注射します( 四段階注射法)。
投与後しばらく点滴を続け麻酔の影響がなくなるまで安静にする必要があります。
Q2 どの様な効果がありますか?
A2 ジオン注の有効成分は硫酸アルミニウムカリウム水和物とタンニン酸( A L T A: アルタ) というものです。血管収縮作用により止血し、更に無菌性の炎症を起こし線維化から痔の硬化、退縮が起こります。このため出血・脱出が改善します。
その効果は脱出の95% 、出血の94% と手術にほぼ同等と言われています。
注射後一定の効果が認められるまで約2 ~ 3 ヶ月の通院経過観察が必要です。
Q3 副作用はありますか?
A3 投与直後に下腹部痛、血圧低下、徐脈、嘔気などが現れることがあります。さらに肛門部の重いような感じ( 違和感) や注射部位が硬くなる( 硬結) ことがありますが、通常自然と無くなります。
又、2 週間くらいまでの間に一時的に熱が出る事もあります。直腸に潰瘍や狭窄が出来る事もあり、ふだんと違った痛み・出血・便が出しづらいなどの症状が出た場合はすぐに担当医の受診が必要です。他の医療機関で直腸肛門の診察を受けるときは必ずジオン治療を受けた事をお伝え下さい。
まとめ ジオン硬化療法は優れた治療方法ですが重大な副作用が出る場合もあります。

便もれ(失禁)に対する
低周波治療方法

QA

Q1 便失禁はどうして起こるのでしょう?
A1 高齢化に伴い便もれ(失禁)を訴えて来院される方が、年々増加してきています。日本においては全体の0.5~1%にみられ、65歳以上で増え、女性に多いとされています。無意識のうちに便がもれ、ガスや水様便を我慢できないものから、硬い便までも我慢できないものまで様々あります。
原因として加齢に伴い括約筋( 肛門を締める筋肉) が弱くなったり、お産や、肛門の手術などが考えられます。
Q2 どのような治療方法がありますか?
A2 現在行なわれている治療法には、自己訓練法(自分で意識して肛門を締める方法)、鍼灸療法、バイオフィードバック療法(括約筋の圧力を器械で見ながら、肛門の締め具合を訓練する方法)、手術療法などがあります。しかし肛門の機能を回復するのは容易ではありません。上記の方法は肛門の外側の筋肉(外肛門括約筋) を対象にした方法であり、肛門の内側の筋肉(内肛門括約筋)の機能回復をする方法は全く治療方法が無いのが現状です。しかし、最近は坐骨神経刺激療法(SNM)が行われ、注目を集めています。
Q3 低周波治療とはどのような方法ですか?
A3 低周波刺激療法はアクリル棒に電極を埋め込んだものを肛門内に挿入し1-1200Hzに変動する低周波を流す事により、肛門の内側から刺激し括約筋を収縮させる事により内外肛門括約筋の両方の機能を回復させようとする方法です。
筋肉強化作用の他に、自律神経改善、血流改善作用があります。一回5分、1週間1~2 回、約3ヶ月間の治療を行ないます。治療効果は症例数がまだ多くないのですが肛門管内圧の上昇が男性で約8割、女性で5割の効果が得られています。
まとめ 肛門の悩み、特に便もれは人に相談しづらく一人で悩まれていたり、 生活に支障をきたしている場合も見られます。今までは治療方法も十分でないのが現状です。どうぞ当院にお気軽にご相談下さい。

日帰り入院について

当院では痔手術・内視鏡手術を日帰り入院にて行っています。

① 痔疾患の日帰り入院について

毎週木曜日

AM8:45 入院
AM9:00 手術開始
PM5:00 退院
痛みが予想できる場合には退院時に麻酔チューブに麻酔液をつけて帰ります。

② 内視鏡手術の日帰り入院について

対象疾患: 大腸ポリープ・大腸早期がんなど
毎週月曜日から土曜日(祭日は除く)

AM8:45 入院
検査・手術
午後 退院